からだは葉状膜質。若い個体では単調な葉状だが，生長するにしたがい横に広がりを持ち，表面に細かい縮れが見られ，ときにねじれや波状のシワを生じるようになる。また，藻体はいくつかの葉片に分裂することが多く，生態では多数の不規則な葉片からなる塊状となる事も多い。葉脈のようなスジが肉眼的に見られるが，拡大し観察すると，スジのように見えた部分は細長い大きな細胞が基部から縁辺部まで連なっているのが観察され，細長い細胞の列はときに狭い角度で叉状に分岐しているのがわかる。細長い細胞以外の部分は円形もしくは卵形の小さな細胞によって隙間無く埋め尽くされている。手触りはやや丈夫でカサカサ感があるが，もろく破れやすくもある。生体は黄緑色〜濃緑色。

大きさ：１〜３ｃｍ

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