からだは羽状。主軸の上部では両側にほぼ対生に細い枝を出すが,下部では不規則に少数の長い枝を出す。長い枝はさらにその先端部に短い枝を両縁から対生に出す。手触りは柔らかい。生体は緑色〜濃緑色。押し葉標本にすると黄緑色になる。本種は銚子では春から夏にかけてよく見られ,生態写真2のように岩を覆うほど密に群生する。
属名のBryopsisは女性名詞で,概形が細かい葉のコケに似ることを表すギリシャ語の「Bryum(コケの属名)+opsis(似)」に由来している。種小名「maxima」は「最大の,最も大きい,最も背が高い,最高の」の意味。
高さ:15〜30cm