からだは円柱線状。付着器より直立または斜上する主枝は大きく湾曲している。不規則に3〜4回羽根状に分岐する。また,短い小枝を不規則または両縁に生じるが,湾曲した外側に向かって偏生している事も多い。複数の個体が複雑に絡まり合って岩上を覆うほどに群生するが,砂の中に埋もれてあまり目立たないこともしばしば。手触りは軟骨質で丈夫。生体は暗紫赤色だが,緑がかった藻体や,黄色みがかった藻体などさまざま見られる。押し葉標本は台紙に付かない。
高さ:5〜10cm