からだは扁圧した線状。盤状の付着器より叢生する。枝は叉状もしくは羽根状で,体の上部の方に分枝が多くなる。からだの幅は先端もしくは基部方向に細くなるが,ほとんどの部分は1〜1.5mm程度のほとんど同じ太さを持続している。また,不規則にからだの縁辺から広い角度を持って小枝を多数副出する。この小枝は単条もしくは1〜2回程度の叉状分岐をし,1〜3cm程度まで伸長する。切片を見ると外皮層には小さな細胞が表面に垂直に並び,内皮層ではやや大きな円形から多角形の細胞からなり,2次的原形質連絡をもっているのが観察され,髄層は糸状細胞からなっているのがわかる。手触りは軟骨質で硬く丈夫。生体は黄褐色から褐色,赤褐色,緑褐色など色の変化は多い。押し葉標本は台紙に付かない。
高さ:7〜25cm
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