付着器は小さく平たい盤状(直径1.5cm程度まで)。茎は円柱状で,長さ2cm,直径2〜3mm程度で,茎の頂端から螺旋状に数本の長い主枝を出す。主枝はやや角張り,ゆるくねじれる。葉は下部では長楕円形〜被針形,上部では小さく,菱形やくさび形,半葉形となり,不規則な鋸歯を持つが,中肋ははっきりしない。気胞は小さく球形〜卵形で,頂端は丸いかわずかな突起を持つ。冬から初夏に成熟する。生殖器床は細い円柱状。雌雄同株。
日本から輸出された種カキに付随して海外にも運ばれたと考えられており,1950年代にアメリカ,1970年代にヨーロッパで確認され,分布を広げている。海外ではjapanese seaweedと呼ばれ,嫌われているようだ。海外では4m以上に達するものも多いという。
高さ:50〜100cm
(茎周辺写真)