からだは毛のように細長く,細胞が並ぶ多列糸状体である。ノリ(アマノリ属)に非常に近縁なグループであるが,ノリよりはやや高い場所,高潮線付近の岩,テトラポット,防波堤,杭などの上に密生する。干出すると基質にベッタリと貼り付き,やや光沢を帯びる。その様子が牛の背のようにみえる事が和名の由来である。冬〜初夏にかけては普通に見られるが,夏には消失する。手触りはやわらかい毛のようである。
長さ:3〜15cm 太さ:25〜100μm