(糸状根写真)
からだは円柱状で主軸から多くのプリプリした枝や小枝を出す。枝や小枝も円柱状であるが,中央部でやや膨らみ,中空になって気胞となるものもある。波当たりのやや強い岩上に匍匐する糸状根で岩上に着生する。春にはナタの様な形をした葉が,基部近くにみられることがある。春から初夏にかけて岩上を完全に覆い隠すように繁茂し,生殖細胞(卵や精子)を放出した後は枯れて,直立部は消失するが,岩上に匍匐した糸状根は生残する。そのようにして糸状根は7〜8年生き続けるという。食用に刈り取っても,糸状根が生残っていれば翌年には新芽を出す。生体は黄褐色〜琥珀色。
長さ:15〜90cm 太さ:3〜4mm