(生態写真3)
からだは直立し,叢生し,節を持つ。基部近くの形状は円柱状,上部に行くにつれ扁圧していき,先端では扁平な板状となる。分岐は叉状もしくは互生的な羽状。上部の扁平した枝の節と節の間の部分(節間部)においては,規則正しく両縁から上側に向かってヘラ状の独立した羽枝を持ち,主軸部分は変形の六角形となる。手触りは硬くガサガサとしている。生体は濃ピンク色〜淡ピンク色。押し葉標本は台紙に付かない。エゾシコロに似るが,節間部の形状で区別を付ける事が出来る。体上にはニクサエダ(写真:濃紫色部分)が見られることもある。
高さ:10〜20cm