からだは平たく,細長い主軸の両側から対生に多くの枝を出す。ムカデノリは環境により形態変異がはげしく,ヒラムカデやキョウノヒモに似る事があるが,ヒラムカデはムカデノリより幅が広くなり小枝の数が少ない事で区別され,キョウノヒモは体の全面から小さな枝がより多数出る事や押し葉標本は台紙に付きにくい事などで区別される。しかし,判断に困る悩ましい個体もしばしば見られる。手触りは柔らかくぬるぬるする。生体は紫がかった紅色〜赤褐色。押し葉標本は台紙によくつく。
長さ:20〜40cm